幼犬がご飯を食べないと、飼い主さんはとても心配になりますよね。
子犬がご飯を残す、急に食べなくなった、何をしても食べない…。
そんな時に考えられる原因と、おうちでできる対処法についてまとめました。
専門的な内容も、できるだけわかりやすく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
幼犬がご飯を食べないときに考えられる主な原因
- 体調が悪い・病気のサイン…元気がない、下痢や嘔吐がある場合は要注意です。
- ストレスや環境の変化…引っ越しや家族が増えた、知らない音がするなど。
- フードの好みや飽き…ご飯の味や匂いが苦手だったり、同じフードに飽きることも。
- 歯や口のトラブル…歯が抜ける時期や口の中に痛みがあると食べづらくなります。
- 低血糖(特に小型犬や生後まもない子犬)…エネルギー不足になりやすいので注意が必要です。
- おやつの食べ過ぎ・ご褒美が多い…おやつでお腹がいっぱいになるとご飯を食べなくなることも。
- 気温や室温の影響…暑すぎたり寒すぎたりすると食欲が落ちることがあります。
原因をわかりやすく表でまとめました
原因 | 主なサイン・チェックポイント |
---|---|
体調不良・病気 | 元気がない、ぐったり、下痢・嘔吐、熱っぽい |
ストレス・環境の変化 | 部屋や家族が変わった、知らない音や人、慣れない場所 |
フードの好みや飽き | 食べるフードが偏る、突然食べなくなる、フードをにおうだけでやめる |
歯や口のトラブル | 食べる時に痛がる、歯が抜けそう、口を気にするしぐさ |
低血糖 | ふらふらする、急に元気がなくなる、震える |
おやつの食べ過ぎ | ご飯は残すがおやつは食べる、おやつを欲しがる |
気温・室温の影響 | 暑い日や寒い日に食欲が落ちる |
幼犬がご飯を食べないときの対処法|家庭でできる7つの工夫
- ご飯をぬるま湯でふやかしてみる
少し温かいお湯でフードをふやかすと、やわらかくなって香りもよくなります。 - フードを温める
電子レンジなどでほんの少し温めると香りが立ち、食欲を刺激することがあります。 - トッピングをほんの少し加える
茹でたササミや無塩のチキンスープなど、犬用に少量だけ加えてみましょう。新しいものは必ず少しずつ! - ご飯の回数を増やしてみる
1日3回~5回に分けて「ちょっとずつ」食べさせてみてください。 - 食器や場所を変える
静かで落ち着ける場所で、いつもと違う器を使ってみるのも一つの方法です。 - おやつは控えめにする
おやつが多いとご飯を食べなくなるので、与える量を減らしましょう。 - 軽い運動をする
ご飯の前に軽く遊んだりお散歩をすると、お腹がすいて食べやすくなります。
こんな時はすぐに動物病院へ!
- 2日以上ご飯をほとんど食べない場合
- 下痢や嘔吐が続く・ぐったりしている
- 水も飲まない、ふらふらしている、震えている
子犬は体が小さいので、早めの受診がとても大切です。迷ったら、すぐに動物病院に相談しましょう。
おうちでできる見直しポイントまとめ
- ご飯の種類や与え方をもう一度見直す
- 食事環境(場所・器・温度)を変えてみる
- しばらく続く時や他にも気になる症状がある時は、無理をせず病院へ
よくある質問と回答
- Q. 幼犬がご飯を急に食べなくなりました。どうすればいい?
- まず体調や元気をチェックし、普段と違う様子があればすぐに病院に相談しましょう。元気がある場合は、上で紹介した家庭でできる工夫も試してみてください。
- Q. ご飯を食べないときにやってはいけないことは?
- 無理に口に入れたり、大きく食事を変えたりせず、徐々に変化を加えることが大切です。困ったときはプロ(獣医師)に相談しましょう。
まとめ|幼犬がご飯を食べないときは焦らずに原因チェックを
子犬がご飯を食べないときは、まず原因をしっかりチェックし、家庭でできることから少しずつ試してみましょう。
症状が長く続いたり、体調の変化が見られる場合は、すぐに動物病院に相談することがとても大切です。
どんな小さな変化でも気づいたら、家族みんなで守ってあげてくださいね。
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