「ビションフリーゼに似てる犬ってどれ?」という検索意図に合わせて、外見(毛質・カラー・耳やしっぽの形)や体格、性格、さらにお手入れの違いまで、やさしい言葉で比べられるようにまとめました。
情報は主に各国ケネルクラブ(JKC/AKC/FCI/The Kennel Club)の犬種標準に基づいて整理しています。迷いやすい犬種の見分け方もチェックリストで解説します。
結論:ビションフリーゼに似てる犬の代表と選び方の軸
- 見た目が似やすい犬種:ボロニーズ/マルチーズ/コトン・ド・テュレア/ハバニーズ/トイ・プードル(いずれも小型の愛玩犬グループ)。
- 見た目は白くてふわふわでも系統が違う:ジャパニーズ・スピッツ(立ち耳・二重毛のスピッツ系)、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(テリアの硬い被毛)。
選び方の軸は、毛質(巻き毛/シルキー/コットン)・体高・耳(立ち耳/垂れ耳)・毛色の幅・トリミング頻度。この5点を押さえると、迷いにくくなります。
ビションフリーゼの基礎(ものさし)
ビションフリーゼは白の巻き毛ダブルコートで、体高9.5〜11.5インチ(約24〜29cm)が目安。性格は陽気で愛情深いとされます。しっぽは背中にふわっとのせるスタイルが特徴です。
比較早見表:外見・体格・毛質・毛色・性格のポイント
| 犬種 | 体高の目安 | 毛質 | 毛色 | 耳・しっぽ | 性格の要点 |
|---|---|---|---|---|---|
| ビションフリーゼ | 9.5〜11.5 in(約24〜29cm) | 巻き毛のダブルコート | 白(耳や体に薄いシェーディング可) | 垂れ耳/しっぽは背上に | 陽気・愛情深い |
| ボロニーズ | オス27–30cm/メス25–28cm | 長くふわっと立つ被毛 | 純白(ごく薄いアイボリーは許容) | 垂れ耳/しっぽは背上に弧状 | 穏やか・落ち着きがち |
| マルチーズ | (標準は体重中心の規定) | 長いシルキーでシングルコート | 純白(耳の薄いレモン可) | 垂れ耳/しっぽは背上に | 愛情深く活発 |
| コトン・ド・テュレア | オス26–28cm/メス23–25cm | “コットン”のように柔らかい被毛 | 白(耳などに淡灰・淡赤褐混色可) | 垂れ耳/しっぽは動くと背上に | 明るく社交的 |
| ハバニーズ | 理想9–10.5 in(許容8.5–11.5 in) | 長く自然な二重毛(ウェービー) | 多彩 | 垂れ耳/しっぽは背上に | フレンドリー・遊び好き |
| トイ・プードル | 10 in(約25cm)以下 | 巻き毛(トリミング前提) | 多彩 | 垂れ耳/しっぽは高めに保持 | 賢く学習意欲が高い |
| ジャパニーズ・スピッツ | オス34–37cm/メス30–34cm | 直毛のオーバー+密なアンダー(立ち毛) | 純白 | 立ち耳/しっぽは背上に豊かな飾り毛 | 快活・警戒心は軽度 |
| ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア | 理想:オス28cm/メス25cm前後 | 硬い白の二重毛(テリアらしい手触り) | 白 | 立ち耳/しっぽは“にんじん型” | 自信に満ちたテリア気質 |
出典例:AKC/FCI/The Kennel Club の犬種標準(該当箇所)。
見分け方チェックリスト(写真がなくてもOK)
- 耳:ビション系は多くが垂れ耳。スピッツとウエスティは立ち耳。ここでまず大別できます。
- 毛質:ビション/プードルは巻き毛、マルチーズは長いシルキー、コトンは綿のような柔らかさ、スピッツは直毛+密な下毛、ウエスティは硬い二重毛。
- 毛色:白のみ基準が強い(ボロニーズ/マルチーズ/スピッツ/ウエスティ)と、多彩な色(ハバニーズ、プードル)で区別。
- 体格:スピッツはビションよりひと回り大きめ(体高30cm台)。ウエスティは骨量がありテリア体型。
犬種ごとの特徴と「似てる・違う」ポイント
① ボロニーズ:白一色&落ち着いたムード
ボロニーズは純白の長い被毛で、体高オス27–30cm/メス25–28cm、体重2.5–4kg。性格は「おだやかで落ち着きがち」と記載されることが多い犬種です。白くてふんわりしたシルエットがビションと似ていますが、全体に静かな雰囲気が出やすいのが違いです。
② マルチーズ:長いシルキーの直毛
マルチーズは長いシルキーなシングルコートが基本で、色は純白(耳の薄いレモン可)。標準では体重7lb未満(理想4–6lb)が示されます。ふわふわ丸いビションと違い、床まで流れるような直毛が目印です。
③ コトン・ド・テュレア:“コットン”の手触り
名前通り綿のように柔らかい毛質で、オス26–28cm/メス23–25cm。白が基本で、一部に淡い灰色やレッドローンが許容されます。ビションよりもやわらかな触り心地が印象的です。
④ ハバニーズ:カラーが豊富で“弾む”歩様
ハバニーズは理想体高9–10.5インチ(許容8.5–11.5)、長く自然な二重毛が特徴。多彩な毛色とスプリングのある軽やかな動きが魅力です。ビションより被毛を自然に伸ばすスタイルになりやすい点が違いです。
⑤ トイ・プードル:巻き毛仲間でサイズが明確
トイ・プードルは体高10インチ以下(約25cm以下)という明確な基準。巻き毛はビションと似ますが、プードルはトリミングで造形する楽しみが大きい犬種です。
(番外)見た目は似るけど系統が違う:スピッツ&ウエスティ
ジャパニーズ・スピッツは立ち耳・純白・直毛の二重毛で、体高オス34–37cm/メス30–34cm。サイズが一回り大きく、スピッツ系のメリハリある輪郭です。
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(ウエスティ)は硬い白い二重毛と立ち耳、理想体高はオス11インチ/メス10インチ。テリア由来の自信ある雰囲気が特徴です。
お手入れ(トリミング・ブラッシング)の目安とコツ
- 巻き毛(ビション/トイ・プードル):毛玉防止のためにこまめなブラッシングと定期トリミングが前提。スタイルづくりを楽しみたい人に向いています。
- シルキー(マルチーズ):長く伸ばすなら毎日のケアが必要。短くカットして扱いやすくする方法も一般的です。
- コットン(コトン・ド・テュレア):非常に柔らかく絡みやすいので、根元からやさしく。乾かし方も重要です。
- 自然長毛(ハバニーズ):標準は“ナチュラル”。清潔を保ちつつ、長さや結い方で個性を出せます。
- 直毛のダブルコート(スピッツ/ウエスティ):換毛期の抜け毛対策と、ウエスティは硬い被毛維持のためのプラッキング/クリッピングの考え方が知られています。
※お手入れ頻度は住環境や個体差で変わります。無理のない範囲で、獣医師やトリマーに相談しながら決めましょう。
国内事情:入手性の目安(登録頭数の傾向)
日本の登録統計(例:JKCで公表される年次データ)を見ると、ボロニーズやハバニーズは比較的少頭数で希少傾向が見られます。計画的に情報収集し、見学の予約を取りながら探すと安心です。
統計は「その年に新規登録された頭数」であり、国内の飼育総数とは異なります。最新の数値は最新年度のJKC公開データをご確認ください。
タイプ別の選び分け(暮らし方×性格)
- 遊びいっぱい・陽気さ重視:ビションフリーゼ/ハバニーズ/コトン。
- 落ち着いた雰囲気:ボロニーズ。
- 被毛アレンジを楽しみたい:マルチーズ(長く伸ばす)/トイ・プードル(カットで造形)。
- 白くてふわっと&少し大きめ:ジャパニーズ・スピッツ。
- テリアのキリッと感が好み:ウエスティ。
どの犬種も個体差があります。「暮らしに合うか」を第一に、ブリーダーや保護団体で性格や日々のケアを具体的に相談しましょう。
よくある質問(FAQ)
- Q. ビションフリーゼに似てる犬で「白い小型犬」を探しています。見分けの決め手は?
- まずは耳(立ち耳か垂れ耳)と毛質。立ち耳ならスピッツやウエスティ、垂れ耳ならビション系やプードル・マルチーズの可能性が高いです。次に毛色の基準(白のみか、多彩か)、体高を確認しましょう。
- Q. 抜け毛が少ない犬はどれですか?
- 犬種標準は「抜け毛の多少」を規定しません。毛質によって床に落ちにくい場合がある一方、どの犬も定期的なブラッシングやトリミングは必要です。体質や環境で個体差も大きいため、断言はできません。
- Q. 日本で迎えやすいのは?
- 入手性は年ごとの登録状況で変わります。最新のJKC犬種別犬籍登録頭数を確認し、見学先の清潔さ・親犬の健康記録・説明の丁寧さをチェックしましょう。
まとめ:似ているからこそ「違い」を知ってベストな相棒選びを
ビションフリーゼに似てる犬は複数ありますが、毛質・体高・耳としっぽ・毛色の基準を知れば、見分けやすくなります。最後は、暮らし方とお手入れに無理がないかで選ぶのがコツ。記事で示した公式犬種標準の要点をガイドにしつつ、現地見学や専門家への相談で、あなたの生活にぴったりの「白くてふわっと」した相棒と出会ってください。


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